木戸修 KIDO, Osamu

1950年、石川県輪島市に生まれる。1986年より東京藝術大学彫刻科で教鞭をとり、学生の指導育成、数々の研究プロジェクトの企画運営に携わる。主にステンレスを中心とした金属彫刻の可能性を追求し、制作を続けている。これまで螺旋をテーマとした多くの作品を制作しmヘンリー・ムーア大賞展をはじめ数々の芸術賞を受賞。全国の公共施設、美術館などに作品が設置収蔵されている。国内外で展覧会などでの作品発表に加え、講演会などを通して芸術文化の振興に勤めている。現在、臨床美術学会理事長、臨床美術協会理事長m環境芸術学会顧問。

 年譜

1950年                  

石川県輪島市に生まれ、4歳から東京で育つ。

1965年  15歳               

東京都千代田区立麹町中学校を卒業。
東京都立日比谷高等学校に入学。

1967年  17歳               

同校美術科の宮之原正吉教諭(東京芸術大学美術学部芸術学科卒)の勧めにより大理石の頭像を彫る。

1969年  19歳                

東京都立日比谷高等学校を卒業。

1970年  20歳               

東京芸術大学美術学部彫刻科に入学。

1974年  24歳               

東京芸術大学美術学部彫刻科を卒業。 
東京芸術大学卒業制作展(東京都美術館、東京) 
東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻(淀井敏夫研究室)に入学。

1975年  25歳               

第10回ジャパン・アート・フェスティバル(上野の森美術館、東京/メルボルン)
第60回二科展(東京都美術館、東京)【特選受賞】(以後1991年まで毎年同展に出品。)
彫刻36人展 (ミノリ工芸サロン、東京)
第6回現代日本彫刻展エスキース展(宇部市野外美術館、山口)

1976年  26歳               

東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了。
東京芸術大学大学院修了制作展(東京都美術館、東京)【サロン・ド・プランタン賞受賞】
東京芸術大学彫刻科研究生(澄川喜一研究室)となる。
第11回ジャパン・アート・フェスティバル(上野の森美術館、東京/ロサンゼルス)
神戸須磨離宮公園第5回現代彫刻展エスキース展(神戸)
金属彫刻4人展 (神奈川県民ホール、横浜)

1977年  27歳               

東京芸術大学美術学部彫刻科非常勤助手となる。(~1981年3月)

1978年  28歳               

第1回日本金属造形作家展(銀座和光ホール、東京 )

1979年  29歳               

第64回二科展 (東京都美術館、東京)【二科賞受賞】
金沢彫刻展‐零から無限ヘ‐(金沢市内、石川)
第2回日本金属造形作家展(銀座和光ホール、東京)
個展[木戸修彫刻展](コ-ジ-スペース 東京)

1980年  30歳               

個展[木戸修彫刻展]( ギャラリー・ル・コアン、大阪)
第6回歩会展 (千葉県立美術館、千葉)
第3回日本金属造形作家展(銀座和光ホール、東京)
日本金属造形作家ドイツ巡回展 (ハンブルグ他)

1981年  31歳               

東京芸術大学美術学部彫刻科常勤助手となる。(~19843年3月)
第15回現代日本美術展(東京都美術館、東京/京都市美術館,京都)
第9回現代日本彫刻展(宇部市野外美術館、山口)
千葉新進作家展 (船橋西武美術館、千葉)
レリーフ5人展 (コージースペース、東京)
第4回日本金属造形作家展(銀座和光ホール、東京)
第7回歩会展(千葉県立美術館、千葉)

1983年  33歳               

第3回ヘンリー・ムア大賞展 (美ヶ原高原美術館、長野)【優秀賞受賞】 受賞作を同美術館に設置。
第10回現代日本彫刻展(宇部市野外美術館、山口)【宇部市野外美術館賞受賞】受賞作を真締川公園(宇部、山口)に設置。
第5回たまがわ野外彫刻とテキスタイル展 (玉川高島屋、東京)
第6回エンバ賞美術展 (エンバ文化ホール、東京/エンバ中国近代美術館、兵庫)
第6回日本金属造形作家展(銀座和光ホール、東京)

1984年  34歳              

東京芸術大学美術学部彫刻科非常勤講師となる。(~1986年3月) 
個展[木戸修螺旋構造金属展] (コージースペース、東京)
たのしいオブジェ展(コージースペース、東京)  
現代彫刻の展開‐明日の作家たち展(ギャラリーせいほう、東京)
神戸須磨離宮公園第9回現代彫刻展エスキース展(神戸) 

1985年  35歳              

第11回現代日本彫刻展(宇部市野外美術館、山口)

1986年  36歳              

東京芸術大学美術学部彫刻科専任講師となる。(~1994年3月)
第2回東京野外現代彫刻展(世田谷砧公園、東京)【優秀賞受賞】
石川県作家選抜美術展 (石川県立美術館、石川)
日本金属造型作家ドイツ合同展(金沢/札幌/山形/鎌倉)

1987年  37歳              

東京芸術大学創立百周年記念展 (有楽町西武アートフォーラム、東京)

1988年  38歳              

安田火災百周年記念彫刻公募【大賞受賞】
受賞作<スパイラル・リング>を安田火災研修センター(韮崎、山梨)に設置。          
第3回現代彫刻展イン穂高 (穂高町民会館、長野)
ドイツ・日本・信州の現代彫刻展 (信濃美術館、長野)
第11回日本金属造形作家展(銀座和光ホール、東京)

1989年  39歳              

第3回東京野外現代彫刻展 (世田谷砧公園、東京)、出品作<揺れる螺旋>を石神井川緑畔緑道(板橋区、東京)に設置。
板橋の現況展 (板橋区立美術館、東京)

1990年  40歳              

丸ノ内野外彫刻展 (千代田区、東京)
住友不動産箱崎ビルに<スパイラル>を制作、設置。

1991年  41歳              

木戸修 深井隆 二人展 (板橋区立美術館、東京)
タピスリーと彫刻展 (草月ギャラリー、東京)
風の造形展‐アーティスト100人の新しい風‐(すみだリバーサイドホール・ギャラリー、東京)
王子製紙本社ビル(中央区、東京)に <ダフル・オー>を制作、設置。

1992年  42歳              

文部省在外研究員としてイタリア(近代美術館、ローマ)に滞在。(~1993年3月)
第一吉田ビル(新横浜、神奈川)に<スパイラル・リング>を制作、設置。

1993年  43歳              

日本と海外現代作家タピストリーと彫刻展 (草月会館、東京)

1994年  44歳              

東京芸術大学美術学部助教授となる。(~2005年3月)
北京中央美術学院・北京中央工芸美術学院・東京芸術大学 合同作品展(福屋、広島)
芸術資料館取手館竣工記念美術学部教官作品展(東京芸術大学芸術資料館取手館、千葉)
個展[木戸修展‐スパイラル](ギャラリーせいほう、東京)
稲城市総合体育館(稲城、東京)に <スパイラル・リング>を制作、設置。

1995年  45歳              

街と彫刻展 (那覇市内、沖縄)
個展[SPIRAL](ART BOX,横浜)
横浜栄共済病院(横浜、神奈川)に <スパイラル・リング>を制作、設置。

1996年  46歳              

ヒューレット・パッカード社八王子事務所ビルに <スパイラルHP>を制作、設置。
国分市役所(国分、鹿児島)に<スパイラル>を制作、設置。

1997年  47歳              

アートワーク展(桐生市市民文化会館、桐生、群馬)、出品作<繭の螺旋>を同所に設置。
JR東日本本社ビル(新宿、東京)に<SPIRAL.TRAIN>を制作、設置。

1998年  48歳              

横浜国際プール(横浜、神奈川)に<SWIM>を制作、設置。

1999年  49歳              

美術学部の教官展(東京藝術大学、東京)
群馬県警察署に<スパイラル・リングG>を制作、設置。

2001年  51歳              

芸術と科学展 (清華大学、北京)
石川県音楽堂(金沢、石川)に <SPIRAL.KAN>を制作、設置。

2002年  52歳              

長野県佐久市にアトリエを建設、以後制作の拠点とする。
個展[アトリエ展](浅科村、長野)
安田不動産ビル(千代田区、東京)に<スパイラル・エッグ>を制作、設置。

2003年  53歳              

月の公園(吉川、埼玉)に<MOON>を制作、設置。
碧南市文化会館において講演。

2004年  54歳              

第4回七人七曜展 -金属作家による- (ギャラリー和田、東京)
KINZOKU展(天王洲アートホール、東京)
個展[木戸修展](色彩美術館、東京)

2005年  55歳              

東京芸術大学美術学部教授となる。(~2018年3月退任)
ネオメタル展(ギャラリーせいほう、東京)太字
日韓芸術大学教授作品交流展(韓国芸術総合学校、ソウル/東京芸術大学、東京)
淀井敏夫へのオマージュ展(日本橋高島屋、東京)

2006年  56歳              

個展[木戸修展](日本橋高島屋、東京)

2007年  57歳              

日本美術の「今」展‐絵画・彫刻・工芸‐(日本橋三越、東京)
立体造形の複眼‐東京芸術大学創立120周年記念‐展(松坂屋本店/上野店、東京)
金属彫刻5展‐ファイブテン‐ (西邑画廊、東京)
ホテルメトロポリタン丸の内(千代田、東京)に<SPIRAL MAI>を制作、設置。 

2008年  58歳              

彫刻家からの贈り物展(Galleryエクリュの森、三島市、静岡)
広尾ガーデンフォレスト(渋谷区、東京)に<スパイラル>を制作、設置。

2009年  59歳              

克雪ダイナモ・アートプロジェクト(越後妻有トリエンナーレ、新潟)
日本・ギリシャ修好110周年展 (メガロ・ムシキス、アテネ)
個展[木戸修展](ギャラリー開、東京)
個展[木戸修展](ギャラリーせいほう、東京)

2010年  60歳              

上勝Earthwork 2010(上勝町、徳島)
彫刻家からの贈り物展(伊佐沼工房、川越、埼玉)
台北藝術大学で講演。

2011年  61歳              

金属彫刻作家新鋭展賛助出品(メタルアートミュージアム、千葉) 
紙非紙 第1回中日紙芸術展(中央美術学院美術館、北京)
彫刻の時間‐継承と展開‐展(東京芸術大学美術館、東京)
ザ・レジデンス宇都宮(宇都宮、栃木)に <SPIRAL>を制作、設置。

2012年  62歳              

オリエ30周年記念展(織絵アートギャラリー、東京)
能登の彫刻家たち展 (石川県立美術館、金沢、石川)
駁二藝術特区鉄鋼彫刻シンポジウム(高雄、台湾)に招待され、鉄鋼会社の廃材で<SPIRAL>を制作し、同所に設置。
金属造型の真髄展 (高島屋、日本橋/新宿/大阪)

2013年  63歳              

個展[木戸修展](いりや画廊、東京)
彫刻家からの贈り物展 (Bunkamura Box Gallery、東京)
彫刻七人展 (ギャラリーオンデン、東京 )
丸の内ストリートギャラリー(丸の内仲通り、東京)に<SPIRAL SIKAKU>を2015年まで設置。
甲府法務総合庁舎(甲府、山梨)に<SPIRAL>を制作、設置。
農林中金品川研修センター(港区、東京)に<SPIRAL>を制作、設置。

2014年  64歳              

河北美術展 賛助出品(仙台、宮城 )             
アートビレッジ大崎(品川区、東京)に<SPIRAL>を制作、設置。

2015年  65歳               

彫刻7人展 ‐空‐ (天王洲アートホール、東京)
第11回現代作家タピストリーと彫刻展 (織絵アートギャラリー、東京)
キャピタルゲートプレイスザ・タワー(中央区、東京)に<SPIRAL RING>を制作、設置。
2016年  66歳               
コレクション展 (石川県立美術館、金沢、石川)
国際彫刻展‐環境‐ (フロジノーネ美術アカデミア、フロジノーネ、イタリア)
県北芸術祭2016(大子町、茨木)に出品。
JAF(日本サッカー協会)の4つのトロフィー(天皇杯、皇后杯、高円宮杯、全日本フットサル選手権杯)を制作。
臨床美術学会(於東京藝術大学、東京)で講演。
寧波科学美術学院(寧波、中国)から客員教授として招聘され、同学院で講演。
北京服飾美術学院(北京、中国)で講演。
2017年  67歳               
日本現代彫刻家5人展 (Serindia Gallery Annex,バンコク、タイ)
ビッグヒート2017-巨匠は白熱するー展(高島屋 東京/大阪) 
金属彫刻展‐原武典と二十人‐(いりや画廊、 東京)
彫刻7人展 ‐空 ‐ (天王洲アートホール、東京)
退任記念木戸修展 スパイラル‐螺旋の軌跡‐ (東京芸術大学、東京)
バンコク美術文化センター(バンコク、タイ)でアーティスト・トークを行う。
       

作品収蔵先美術館

美ヶ原高原美術館、宇部市野外美術館、石川県立美術館、板橋区立美術館、色彩美術館
 

その他の活動

取手ストリートアートステージ監修(2001年~)
大学設置審議会分科会専門委員(2007~2011年)
吉川市美南駅モニュメント選定委員(2011年)
佐野ルネッサンス鋳金展審査員(2011年)
大学評価・学位授与機構学位授与専門委員(2011~2016年)
小江戸川越彫刻シンポジウム審査委員 (2012年)
国立西洋美術館客員研究員 (2012年)(ファンウィズコレクション 彫刻の魅力を探る 監修)
宮崎県美術展審査委員 (2013、2014年)
河北美術展審査委員 (2014~2017年)
創作メダル彫刻展審査委員 (2016年 東京都美術館)
徳島県美術展審査委員 (2016年)
科学研究費助成事業

  • 基盤研究(C)「彫刻におけるコンピュータ立体造形の可能性と新たな表現方法の研究」(研究分担者 2003~2004年)
  • 基盤研究(C)「彫刻におけるデジタル立体造形の可能性と新たな表現方法の研究と応用」(研究分担者 2005~2006年)
  • 基盤研究(C)「彫刻におけるデジタル立体造形の可能性と表現方法の研究・教育への応用(研究分担者 2008~2010年)      
  • 基盤研究(C)「近現代ギリシャ彫刻研究―過去の記憶と創造「ギリシャとは何か」の問い」(研究分担者 2013~2016年)                                                                  

臨床美術学会理事長 
日本臨床美術協会理事長 
環境芸術学会顧問
 

参考文献

木戸修

  • 「曲線面の形態―立体螺旋による彫刻」、『美の図学』日本図学会編、北出版、1998年、pp179-186
  • 「作品誌の試みー制作過程のドキュメントー」金属プレス 1,日本金属プレス工業出版会1998、pp.29-33
  • 「彫刻と溶接」『溶接だより 技術がいど』、2001年 1、No.369 、pp18-21
  • 「金属彫刻」、『溶接だより 技術がいど』、2002年 1、No.381 、pp.18-21
  • 「彫刻におけるコンピューターによる立体造形の可能性と新たな表現方法の研究―数学的構想による立体造形の可能性―」、『彫刻におけるコンピューターによる立体造形の可能性と新たな表現法の研究と応用』、平成17年度~平成18年度科学研究成果報告書、2008年、pp.39~67
  • 「野尻水平道」、『上勝Earthwork 2010 』、上勝Earthwork2010 、2011年、pp.8-9
  • 「心が立ち上がる臨床美術、地域社会の未来に向けて」、『第四回大会 発表論文概要』、2012年、pp.14-15
  • 「百万粒の美山錦」、 新美術新聞、2013年7月21日、 p.2
  • 「-造形と心―「ドクメンタ 現代美術展2012-崩壊と再建-」を見て」,『臨床美術ジャーナル』vol.2 No.1 2013年 pp.31-38
  • 「取手ストリート・アート・ステージ・プロジェクトー」、『アート・プロジェクト・エッジ 拡張する環境芸術のフィールド』、環境芸術学会編 、東方出版株式会社、2015年、pp. 90-93

武田厚 「『らせん』という造形・作りたい形」、『美術の窓』No.356 2013年pp.80-83 /『彫刻家の現場(アトリエ)から』、生活の友社、 2014、pp.578-583 に再録
たにあらた「“ねじれ”と“跳躍”現代彫刻の二様の『真実』」、『木戸修 深井隆二人展』板橋区立美術館、1991年、pp.4-6   
松村寿雄 「第三回 ヘンリー・ムーア大賞展から 8」、サンケイ新聞、1983年8月11日
南雄介  「彫刻x数学=螺旋―木戸修の彫刻について」、『美術家』、第31号1990年、pp.78-87
  
その他の資料(年代順)
「Modern Art 考」、Oppen Beauty News No .235 11/12、オッペン化粧品 1983 
緑川玲子「展覧会評 作品が与えしもの」、『美術家』第25号1989 冬、pp.42-66
「安田火災山梨総合研修センター」、『新建築2』、新建築社 、1989年、pp.303-309
『宇部の彫刻』、宇部市、1993年
「建築を実験の場に ―「東京藝術大学藝術資料館 取手館」オールミュージアム‘96をめぐって」、『新建築2』新建築社、1995年、pp.122-125
『ましん3』vol.19 、AMADA 1995 p.1
『KOKI Topics』No.197、日立工機1995
「造形表現と技術―塑性加工に即してー」対談:宮田良平/木戸修 『金属プレス1』特集:表現と技術―手の所業とその奥行き 日本金属プレス工業出版会 1998,1
「鋳金ルネッサンス―三浦への展望―」審査員による座談会『第6回 佐野ルネッサンス鋳金展』佐野市 2011
                                                                  
 図録 (年代順)
『Trends in Today’s JAPANESE ART ’75 10th Japan Art Festival Exhibition』JAPAN ART FESTIVAL Association 1975
『神戸須磨離宮公園第5回現代彫刻展 1976』神戸市、1976年
『日本金属造型作家展‘78』日本金属造型研究所、1978年
『第9回現代日本彫刻展』宇部市、1981年
『第15回現代日本美術展―21世紀美術界への群像』毎日新聞社、1981年
『日本金属造型作家展‘81』日本金属造型研究所、1981年
『第3回ヘンリー・ムア大賞展』彫刻の森美術館、1983年     
『第10回現代日本彫刻展』宇部市、1983年
『第9回神戸須磨離宮公園現代彫刻展』神戸市、1984年
『現代彫刻の展開―1930~80』ギャラリーせいほう、1984年
『第⒒回現代日本彫刻展』宇部市、1985年
『第2回東京野外現代彫刻展』東京都、1986年
『日本金属造型作家展‘86』日本金属造型振興会、1986年
『石川県作家選抜美術展―石川県在住・ゆかり、新進・中堅作家を中心にー』石川県立美術館、1986年
『丹沢野外彫刻展』丹沢野外彫刻展実行委員会、1987年
『東京芸術大学創立百周年記念展』東京藝術大学、1987年 
『第3回 現代彫刻展イン穂高』現代彫刻展イン穂高実行委員会、1988年  
『板橋の現況‘89展』板橋区立美術館、1989年
『第3回東京野外現代彫刻展』東京都、1989年
『第2回倉敷まちかどの彫刻展』倉敷市、1990年
『木戸修・深井隆二人展 』板橋区立美術館、1991年     
『芸術資料館取手館竣工記念 美術学部教官作品展』東京芸術大学、1994年  
『木戸修展』 ギャラリーせいほう、1994年 
『北京中央美術学院・北京中央工芸美術学院・東京芸術大学 合同作品展』東京芸術大学、1994年
『アートワーク』桐生市民文化会館、1997年 
『美術学部の教官』 東京芸術大学、1999年
『日韓芸術大学教授作品交流展』東京芸術大学、韓国藝術総合学校、 2005年
『木戸修展 SPIRAL』日本橋高島屋、2006年 
『日本美術「今」展―絵画・彫刻・工芸―』東京芸術大学、2007年
『立体造形の複眼』松坂屋美術部、2007年     
『Japan Week at Megaron,The Athens Concert Hall』在ギリシャ日本大使館、2009年 
『木戸修展 SPIRALⅡ、ギャラリーせいほう、2009年
『上勝     Earthwork 2010 』東京芸術大学、2010年
『克雪ダイナモ・アートプロジェクト 2009』克雪ダイナモ・プロジェクト、2010年
『彫刻の時間―継承と展開―』東京芸術大学、2011年     
『第6回佐野ルネッサンス鋳金展』 佐野市、2011年
『駁二藝術特区 全民大恋鋼 LOVE,STEEL,高雄国際鉄鋼芸術祭 』高雄市政府文化局 台湾、2012年
『金属造型の真髄』高島屋美術部、2012年    
『特別陳列 能登の彫刻家たち』石川県立美術館、2012年
『ENVIRONMENT彫刻展』Academy of Fine Arts of Frosinon、2016
『県北芸術祭2016』東京芸術大学美術学部、2017年
『ビッグヒート2017』高島屋美術部、2017年